
この写真は政策研究大学院大学から赤坂プレスセンター(在日米軍基地)へ向かう道が、319号線の高架と交わる場所で撮ったもの。奥に六本木トンネルの地上部分が見える。
飛躍のある連想かもしれないけど、先日ヨルダン川西岸地区の入植者専用道路の写真を見た時に、この場所を思い出した。あくまでこの位置からの見え方に限定するけど、想像の中で、六本木トンネルをもっと狭くし、壁をより高くし、いつでも閉められる柵を付けたところ、近い光景が頭の裡に現れた。
移動の階層化と封鎖可能性を、空間が先取りしているように見える。
(ただ、実際には、振り返ると上へ登れる階段があるので誇張を含むのだけど。)
319号線のさらに上に米軍ヘリポートがあるけど、それを知らない人は車で通っても、トンネルの上に何があるのかはわからないだろうな。垂直的な不可視性を作る構造。
この構造は、「アメリカの帝国主義と日本政府の関係」と「本土=ヤマトによる琉球/沖縄の植民地化と軍事化」の繋がりの不可視化を想起させる。「イスラエルの入植者植民地主義を支えるアメリカや日本」も。
「この国」のマジョリティであるわたし自身も、この構造とは無関係ではない。しかし、その構造によってわたしが受ける被害は、本土=ヤマトによる琉球/沖縄の植民地化と軍事化の被害と同じ位置にはない。まず外せないのは、わたしが琉球やパレスチナに対する加害の側にいること。
あそこにいて、こういうことを見えなくさせ、考えないようにさせようとする力の一端の存在を感じた。

この写真は街中にある案内地図。赤坂プレスセンターの周辺地図だが、赤坂プレスセンターの名前の表示はない。
プレスセンター向かいにあるラーメン屋に中高時代にしばしば行っていたけど、その店は中華料理屋に変わっていた。ただ、メニューを見るとラーメンもある。

店名にUSAが含まれていることに、この場所ならではのねじれを感じる。
もう1軒この近くにあるラーメン屋は健在だった。



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