“pluralities / my here and now”で使用した映像リストです。プログラムノートやその中の特に補遺も併せてお読みください。これらの映像の中には、友人の後藤天さんのご協力により撮影されたものが多く含まれています。感謝の意を込めて、その旨を記しておきたいと思います。
- 江東区東大島文化センター前にある都営新宿線の線路を挟む壁。現在この施設がある場所は関東大震災中国人虐殺の現場の一つでした。
- 都内某所の人々の流れの映像。この映像を含め、いくつかの映像がぼやけたている理由は、私と日本社会との距離の遠さであり、帰属できていないという感覚という、昔から常に付きまとっているものを持っているからです。
- 江戸川。
- 都内某所のフェンス。
- 米軍横田基地の壁。
- 都内某所の人々の流れの映像。ぼやけています。
- 千葉県流山市。江戸川の付近。そこにいる時に感じる距離感。
- 都内某所。奥の方に排除ベンチが見える。
- 千葉県船橋市の船橋商工会議所付近。ここは関東大震災時の朝鮮人虐殺の現場の一つでした。千葉県内の虐殺現場を訪れ、実際に目で見るにあたり、昨年、千葉市美術館市民ギャラリーで開催された「百美+」主催の美術展『101・人』の展示、およびそのクラウドファンディングページ内のフィールドワーク報告を参考にしました。この場を借りて、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
- 江戸川河川敷付近。
- 千葉県船橋市の北方交差点(北方十字路)。ここも関東大震災時の朝鮮人虐殺の現場の一つでした。
- 車道と歩道を分けるブロックのような出っ張りの連なり。少なくとも私の場合は自分の持つどの属性から見るかによって、その立ち位置は、内側か外側かは容易に移ります。
- 日比谷通りから皇居方面を望む。
- 江戸川。
- 都内某所の横断歩道。
- 荒川。関東大震災時の朝鮮人虐殺の現場の一つの付近。
- 東京出入国在留管理局。
- 門はたとえ開いていたとしても、通れる人は選別されています。
- 内堀通り付近から望む皇居の壁。
- 江東区東大島文化センター前。
- 江戸川。
- 法務省。出入国在留管理庁は法務省の外局。
- 新宿駅西口4号街路にはかつて段ボール村がありました。
- 壁を上り、越えることが出来る梯子があったとしても、果たしてそれは誰にでも使えるものなのか。
- 米軍横田基地専用線の踏切。
- 福田村事件の現場の一つ。
- フェンスという存在は、穏健に、しかし冷酷に分離する機能があると思います。
- 都内某所の人々の流れの映像。ぼやけています。
- MIYASHITA PARKの壁。
- 皇居大手門を望む。
- 米軍横田基地の壁。
- 江戸川。
- 千葉県船橋市の北方交差点(北方十字路)。
- フェンスの網目越しに向こう側が見えること。
- 福田村事件の現場の一つ。
- 排除の波及。
- 千葉県流山市。江戸川の付近。そこから離れる程、意識から消えていきます。
- 千葉県船橋市にある九日市交差点。関東大震災時の朝鮮人虐殺の現場の一つ。
- 都内某所の排除ベンチ。
- そのかけられた錠前を開けられる存在は?
- 江戸川。
- 法務省旧本館(赤れんが棟)。
- 米軍横田基地専用線。ゲートの先は米軍横田基地です。
- 都内某所の排除ベンチ。
- 東京出入国在留管理局。
- 渋谷区立美竹公園。
- 千葉県船橋市の北方交差点(北方十字路)。
- フェンスを見ると、日常の風景に溶け込んで当たり前になっている境界についてふと考えます。
- 都内某所の人々の流れの映像。ぼやけ具合は減っています。
- 福田村事件の現場のすぐそば。
- 新宿駅西口地下広場にもかつて段ボール村がありました。
- 江戸川。
- フェンスは、手を伸ばせば届きそうなのに、決して触れられない距離を作り出すことを考えます。
- 渋谷区立神宮通公園。
- フェンスは静かです。
- 東京出入国在留管理局。
- 千葉県船橋市にある九日市交差点。
- 福田村事件の現場の一つ。
- 新宿駅西口4号街路。
- 荒川。関東大震災時の朝鮮人虐殺の現場の一つの付近。
- 王希天が殺害された東京都江東区の逆井橋付近。関東大震災中国人虐殺の現場の一つ。
- 都内にあるこの公園内にも排除ベンチがあります。